店舗タイプ別売り上げ対策
より適切な売り上げ対策を行うためにも、店舗タイプにより売り上げの立て方を見ていきましょう。
ブランドタイプ
独自のブランドの場合はブランドを維持するための施作が大事です。
主にメディアや広告やイメージの維持などになります。楽天市場外での対策の方が多くなるかもしれません。
すでにブランドのあるものを仕入れた場合は希少なものを仕入れたり、価格競争に勝つことで売り上げは保たれます。
ただしブランドから流通を断たれたりすることもあります。
何でも屋さんタイプ
常に複数の商品に対して売れ行きを確認し、競合に対して価格で勝負するのか、検索対策で勝負するのかなど、常にデータを注視する必要があります。
また流行が去った場合に備えて次の商材を準備したり、とにかく立ち止まった瞬間に売り上げがとまる可能性があるので気をつけましょう。
専門店タイプ
とにかく店舗のブランドやコンセプトを浸透させることが最重要となります。
まだ固まっていない方はコンセプト設計からスタートしてください。コンセプトが固まったらお客様にしっかりと伝えていってください。
専門店は信頼が一番です。ブランドを浸透させるために力を注ぎましょう。
マニアックタイプ
あまりお客様が知らない分野の可能性が高いので、扱っている商品を人に知らせていく必要があります。そしてコンセプトを明確に伝えていきファンを育てていきましょう。時間はかかるかもしれませんが、真似される可能性が低いぶん、育てがいはあると思います。
趣味に走りがちになりますので、お客様の要望はしっかりとチェックしましょう。
セレクトショップタイプ
オリジナル商品を作る際には商品選定とキーワードの選定が全てです。検索対策やデータの検証に時間を使いましょう。
また売れ筋商品で流行に左右されず長く売れそうなものであれば積極的にオリジナル商品化することで、独自性が高まり利益も増やしやすくなります。
現在のタイプと将来のタイプは違うこともある
店舗タイプを見ていただきどう感じたられたでしょうか。このままで続けていけるだろうかとか、こっちのタイプの方がいいなとか色々感じられると思います。しかしながらどの店舗も同じような葛藤は常にあるということも覚えておいてください。
だいたい売り上げ額で数千万円を超えたあたりから、方向性を変えていったりすることが多いと思います。今は有名店でも
昔はなんでも屋さんタイプだったなんて話はあります。商売を続ける過程でより興味のある分野が見つかったり、店舗の立ち位置を見つけていくということもありますのでじっくりと将来の店舗設計を見つめながら取り組んでいってください。
現段階では売り上げを作っていくことがとても重要ですので、まずは今ある商品で売り上げを作っていくことに注力しましょう。