新「商品画像登録ガイドライン」

2018年7月19日(木)に楽天市場の「商品画像登録ガイドライン」が変更になりました。
新商品ガイドラインの説明※要RMSログイン
改訂されたサムネイル画像のNG判定基準が、より明らかになってきたため、説明していきたいと思います。
※2019年1月より施行されるため、現在は猶予期間となっており、ペナルティは課されない状態ですが、2018年中に必ず画像を規定内に修正する必要があります。

このような大きな変更は大きな店舗ほど負担や影響が大きくなります。私たちのような中小店舗には、良いスタートを切ることによって大規模店舗に追いつくチャンスとも言えますので、ただガイドラインに沿った画像ではなく、より規定内で有利な画像を準備して良いスタートを切りましょう。

サムネイル画像のNG条件と主な判定要素

テキスト要素含有率を20%以下に

テキスト要素とは?
・ロゴ(文字ではなくても)
・産地、容量などの補足情報
・送料無料、値段等の補足情報
・商品が写っていない写真(生産者の顔写真のみなど)
・イラスト
・ウォーターマーク(画像中の透かし文字、ロゴ等)
・No imageの文字(画像未登録時など)
・画像クレジット(copyrightなど)

テキスト要素に含まれないもの
・商品自体を身につけている、利用している写真
(その商品によって生み出されたものも含む。例:「かき氷機+かき氷」、「印鑑+印影または印影のみ」、など)
・着用しているモデル画像
・カラーバリエーション(カラーバリエーションは商品全体が写っている必要はありません。)
・商品の模様、素材等の拡大
・商品のセット内容(付属品等)
・化粧品、クリーム等は利用後の状態を示す写真
・商品自体の別カット
・商品のパッケージやラッピングのカット
・商品自体に印刷されている文字

テキスト要素の推奨項目

また、20%以下の範囲で記載を推奨されている情報もあります。
こちらはジャンル別となりますので、こちらからご確認くださいませ。
ジャンル別テキスト要素記載推奨項目※要RMSログイン

また、非推奨項目もあります。

判別の基準としては、
送料
価格
翌日配送
など、画像に記載されなくても、検索結果に表示されている情報となります。
現在のところペナルティ要素ではありませんが、検索でマイナス要素になる可能性はありますので記載はしない方がいいです。

テキスト要素のカウント方法

サムネイル画像を10×10のマス目で区切ります。

正確にカウントするためのサムネイル画像のテンプレート作成方法動画

そして、1マスにテキスト要素が少しでも含まれていれば、1%とカウントします。

レイアウト次第で、同じサイズの同じ文字数でもNGになりますので注意が必要です。

テキスト要素10%

同じフォントでも、位置でテキスト要素は変わる

同じフォントでも、角度でテキスト要素は変わる

特に、20%と21%はペナルティの境目ですので、しっかりとチェックしてサムネイル画像を作成する必要があります。

枠線

枠線は太さを問わず、画像の4辺を囲む線だけではなく、L字型、帯状のものも不可となります。

枠線に近い表現=×
また、将来的に△のものでも、NGとなる可能性はありますのでできるだけ避けましょう。

背景

合成背景=NG
インテリアの一部商品ではOKな場合もあるが、基本的になしと考えておいた方がよさそう。

新「商品画像登録ガイドライン」まとめ

「テキスト要素」、「枠線」、「背景」をすべて◎である状態がベストです。要改善という状態でも、おそらく違反にはならないのだとは思いますが、何らかのマイナス要素になる可能性があります。

その理由はガイドラインの更新とともに、将来的にNGになっている可能性もある。
もう一つは、ガイドラインを完全に満たした場合、楽天市場内での露出が向上する可能性があると記載があるからです。露出の向上ということはおそらく検索順位の判定基準に加えられることだと思います。逆に考えると、ガイドラインを完全に満たしていない商品は、検索順位にマイナス要素が付与される可能性があるとみてよいかと思います。

商品画像登録ガイドラインに関しましては、しっかりと把握する必要がある為、こちらの3ページを必ず読み、理解してください。
※要RMSログイン

商品画像登録ガイドライン
説明動画
商品画像登録ガイドラインの説明
商品画像作成マニュアル

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