商品企画に必要な行動は【検索】【問い合わせ】【事務作業】のみです。これさえできれば誰でもかんたんに商品企画をすることができます。

 

商品企画をするときに失敗をしない方法はありません。このブログを読む事で、最悪の事を想定しリスクを最小限にとどめる事はできるようになります。そうやって経験や相場感を掴めるようになっていけば高利益商品を発掘できるようになります。

 

商品企画をしたことのない人や、これからオリジナル商品を企画して販売をしていきたい人におすすめのブログですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

わたしはこれまでに自分で企画した商品だけで年商1億円を達成し、現在もさらに売り上げを伸ばしています。低リスクの雑貨を中心に企画した商品のヒット率は3割を超えています。

作りたい商品を決める

おそらくこのブログを読んでいる時点で作ってみたい商品はある方が多いのではないかと思います。私がおすすめしたい商品の選び方はあなたが好きで詳しい商品です。特に普段から愛用しているもので「ここがこうだったら完璧なのにな~」「こんなものがあったらいいのに」「この商品原価が安そうなのに高いな~」などと思ったことはないでしょうか。そう感じたらあなたが作るチャンスです。

 

最悪売れなかったとしても仕入れ価格で買った商品を自分で使うことができるだけで少しは救われます。(ちなみに私は賞味期限までに売り切れなかった青汁を今でも飲み続けています。)

 

商品選定の段階で後述する売り上げ目標もあればなお良いです。大きな市場ではなくても最低ロットを売り切れる可能性があれば商品を作ることができるからです。

 

ここで一番やってはいけないことは2つあり、1.ただ売れているからという理由で商品を選ぶことと、2.商品に惚れてしまうことです。

 

1.売れているから選んだ商品や話題の商品は競合も同じように狙っていますし、あなたがその商品に対してとても詳しいなら別ですがなぜ売れているのか、今後も需要は続くのかなど高いスキルと資金力が必要になるからです。商品企画の段階である程度有利に販売計画まで立てられる商材を選ぶことをおすすめします。

 

2.商品に惚れてしまうと競合が多かったり利益率が低かったりした場合でも過剰にポジティブになってしまい、売れる未来しか見えなくなってしまうからです。思った以上に売れない可能性が高まります。そうならないためにも複数の商品を選定しながらより有利に販売できそうな商品から始めるようにしましょう。

 

【わたしの失敗事例】
青汁を企画して販売をしようと思い、日本製のとても品質の良い青汁を企画しました。売価も高く、ロット数もとても多かったので検索シェアを取る前に賞味期限が切れてしまいました。
失敗の原因は良いものなら売れるだろうと商品を過信しすぎたことと、競合が多くシェアを取るための資金力が足りていないことに気づかなかったことです。やってはいけないことを両方ともやってしまった結果です。

 

【重要】
発注前にあなたが取り扱いできる商品であるかは確認が必要です。法律を犯す可能性がある商材、人体の健康に影響がある可能性がある商品、家電関係など販売できるようになるまでに手続きが必要になるジャンルもあります。仕入れた後に販売ができなかった。気づいたら法律を犯していたということにならないよう事前に調べましょう。
「家電 販売 法律」、「食品 販売 法律」などのキーワードで事前に検索することをおすすめします。

販売目標を立てる

売上を計算するうえでどの市場で、どのような作戦で販売していくのか考えることは重要です。その後の販売戦略にまで影響が及ぶからです。高い売り上げを達成するまでには市場規模や競合との戦い、高いスキルや資金力が必要になる場合があります。

まずは、売り上げ目標に対していくらまでを仕入れ金額にするのかを決めましょう。

 

売り上げ目標が10万円程度であれば友人に紹介するだけで売り切れる可能性もあります。初めての方にはまずは低めの販売目標から体験することをおすすめします。

予算を決める

販売目標に対して商品ジャンルにもよりますが、多くても20%くらいの仕入れ資金で始めるのがいいです。まずは予算を立て一つも売れなくても納得できる金額を予算にしてください。

他社商品の検索をして販売の可能性を探る

商品の候補がだせたらその商品の一般的な検索ワードで検索します。一般的なワードとは商品名などの固有名詞ではないキーワードになります。Amazon・楽天市場・Google・ヤフーショッピングなどで検索出来れば十分です。検索するときに収集する必要がある情報は4つあります。

 

売価 大体の相場観をつかむため。価格設定時にも役立つ。
特徴 差別化要因を探すときに活用する。
レビュー 購入者の満足度や差別化要因を探すときに活用する。「もうちょっと~だったら★5でした」のようなレビューを探す。
販売期間 長い間売れている商品か判断する。
商品ページ ページを作成するときに説明したいことを確認する。

 

【ポイント】
他にも思わぬヒントが隠れている可能性が高いですので、他社のチェックはできる限りやりましょう。商品企画で大切な行動のひとつは【検索】です。ひたすら検索する事で相場感を得られたり、商品に詳しくなり購入者の要望が見えてきます。

差別化を検討する

商品の差別化を図るうえで専門性や個性の有無がとても重要です。専門性とはあなたが得意なことを組み合わせる。
例:お金の専門家X金運グッズ、バッグX自分の作品を柄にするなど

個性は欲しい商品はあるけど欲しい色や柄などがない場合に、その色で商品を作ってみることなどがあげられます。同じように考えている購入者がいる場合、他社とは比較されない商品が作れますので独占的に販売できる可能性があります。

 

専門性(個性)が低い商品を販売する(売れているから仕入れた商品などに多い事例)
競合の多い大きな市場で何パーセントのシェアを取ることにより目標の売り上げがたつ。
例:スマホケースで検索結果の1ページ目に露出することで、アクセス数の3%くらいは購入してくれる。

 

専門性(個性)が高い商品を販売する
例:他では買えない柄のスマホケースを作ることで、需要は少ないが刺さる人は買ってくれる可能性が高いためアクセス数は低いが購入率は30%くらい見込める。

 

【ポイント】
シェア率を取ろうとするほど難易度は上がるが、専門性(個性)を増やしすぎると需要は下がる傾向がありますので、ちょうどよいところを探すことが重要。商品に専門性(個性)を付加することで、大きな売り上げが欲しい業者には小さいが、個人レベルには手が出せないようなちょうどよい市場(隙間)が見つかる場合があります。隙間が見つけられるようになれば、販売開始時のリスクは大きく減らすことができます。

業者を選ぶ

基本的にはネット検索で完結します。「作りたい商品 OEM」、「作りたい商品 製造」、「作りたい商品 卸」などでひたすら検索します。海外の場合はアリババなどで検索すれば個人を相手に取引をしてくれる業者はとても多いです。
https://japanese.alibaba.com/

 

あとはひたすら業者のリストを集め問い合わせるだけです。

 

問い合わせる内容は

作りたい商品の詳細内容
必要数量
予算
発注から納品までの所要日数

 

となります。業者のホームページに掲載されているお問い合わせフォームやメールなどから問い合わせましょう。

 

以前に比べると発注時に支払いをすれば、小さな業者に対しても取引をしてくれる業者は多いです。ほとんどの業者はきちんと返信してくれますのでそのあとは不明点を質問しながら詰めていくだけです。

サンプルを手配し実際に試してみる

候補となる業者を見つけたらコストはかかりますが必ずサンプルを請求して実際の商品を試してください。
特に海外業者との取引での失敗として実際にあったのが、

 

届いたときに思っていたより品質が悪かった。
商品が届かなかった。
商品の設計が間違えていた。

 

です。結局販売ができなかったり、支払った金額分損をします。時間はかかりますが焦りは禁物です。仕様が変わるごとにサンプルを請求し実際に試しながら詳細を詰めましょう。

発注する

詳細が決まりサンプルを確認した時点で問題がなければ発注をします。

販売の準備をする

商品ページなど販売の準備をします。

結論・まとめ

商品企画に必要なスキルは低いです。【検索】・【問い合わせ】・【事務処理】さえできて、商品の詳細を業者に伝えることさえできれば誰でもかんたんにオリジナル商品を作ることができます。まずはひたすら検索して自分が作りたい商品が市場にあるのか、どのような競合がいるのか、目標数売れる見込みがあるのか考えてみてください。

 

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