この記事の目次
SEOとは？
まずは一般的に言われているSEOについて説明します。
SEOとは、”Search Engine Optimization”の略で、検索エンジン最適化と訳されます。検索結果でウェブページがより多く露出されるために行う施策のことを指します。
特定のキーワードでウェブサイトが露出されることにより、多くの人の目に触れ、アクセス人数を増やすことが目的となります。
SEOの間違った理解
検索結果での上位表示の手法を突き詰めていくと、本質的な施策だけではなく、上位表示を実現するためだけのテクニックに行きつくこともあります。
そして、それこそがSEOであるとした認識を多くの方が持たれている事も非常に多いです。こうしたテクニックのことを一般には「ブラックハットSEO」と呼ばれます。ブラックハットSEOとは、検索エンジンのプログラムの欠点やミスを突き、価値のあるサイトと見せかけるやり方です。
重要なのは検索エンジン側の目的を知ること
Googleの目的は何でしょう？
答え：「検索連動型広告」の広告収益
Googleのような検索サービスの主な収益源は、検索結果に表示される広告（検索連動型広告、リスティング広告）がクリックされることによって発生する広告収益となります。
そのためには、「利用者数の増加」と「利用頻度の増加」が増加する必要があります。
では、利用者数を増やしたり、利用頻度を増やすにはどうしたらいいと思いますか？
例：便利、解決、探し物が見つかる、答えが分かる、、など
Googleが検索上位に表示したいウェブページは、検索するユーザーにとって有益であるページなのです。
検索アルゴリズムとは？
検索アルゴリズムとは、検索キーワードに応じてウェブページを評価するための計算方法です。アルゴリズムの精度が改善すればするほど、ユーザーに有益な情報が掲載されているウェブページが表示されることになるでしょう。
例えば、
読みやすい
内容が充実している
いろんな人に読まれている
いろんなところで紹介されている
、、、などなど
ユーザーにとって有益な情報を数値化したものがアルゴリズムの計算に使われています。
それぞれの要素は公表されていませんが、Googleの目的を知ることで、本質的にサイトが目指すべきことはみえて来ます。
その有益かどうかを判断するポイントを知ることがSEOでは重要になります。
それでは、楽天市場に置き換えてSEOを考えてみましょう。
楽天市場SEOとは？
楽天市場内での検索結果に対して行うSEOのことで、商品に応じたキーワードで商品ページへの集客を増やす目的で行うことです。SEOの対象となるページは商品ページです。
当たり前だけどできていないこと
商品ページに入っていない文字列は検索されない。これは当たり前のことだができていないことは結構多いです。
まずは商品に関係のあるキーワードは入力する必要があります。キーワードの数がその商品ページの入り口の広さであるとも言えます。
キーワードをどこに入れるか
楽天市場の場合は検索結果にはどこに入力した文字列を検索対象にしているのか。
検索対象となる箇所にキーワードが入っていなければ、
検索されることは絶対にありません。
買ったら本当に満足していろんな人に紹介してしまいたくなる商品でも、
キーワードが入っていなければネットの世界では存在しないのと同じです。
そしてキーワードを入れる際にもどこに重要なワードを入れるのか。
これは重要な部分ですのでしっかりと覚えておきましょう。
強 商品名
中 商品説明文
弱 販売説明文
弱 キャッチコピー
弱 店舗名
2017/10現在
楽天検索のアルゴリズム
検索対象となるワードが入っている商品に対しての順位付けを行うにあたって点数を計算するための方法です。
どのような要素が評価の対象となっているのかは仮説を立てる必要がありますが、本質的な考え方は「ユーザーを満足させるために」となります。
より良い商品や、
お客様を満足させる商品を上位に表示することで、
結果的に楽天市場全体の流通額が上がります。
それを踏まえると、
一定期間の商品の売り上げ
レビューの点数と数
ポイント率
送料無料
商品ページの更新頻度
などが考えられます。
また、楽天市場が推進している、
ポイントの付与、送料無料などに関しては
楽天市場は優遇したくなる可能性があります。
このように楽天市場側の考えを持つことで
色々な対策の糸口が見えてくるのではないでしょうか。
今後商品ページやキーワードの改善を行う際には、
一旦「これをやることによってお客様の役に立つのか？」
ということを考えるようにしてみてください。
本当に役に立つ情報や商品を提供できた結果検索結果も向上し、
商品はより多くのお客様の手に渡ることでしょう。
